私は遭難騒ぎのために採用はされず、グループ関連の小さな工場へ就職。その工場でうもれていた製品をブラッシュアップして拡販、業績回復。
「これ、うまく使うわよ!」
「はあ?」
拡販にしたことで、敵もつくったが、共同事業に持ち込みさらにシェアを拡大。業績は伸ばしたが、トラブルも増えて多忙な日々になる。
「困るよ!」
「お宅の技術だったの!?」
見かねた高齢の社長が会社の身売りを決めてしまった。
「人に恨まれたくないんだ」
「これからなのに!」
行き先は、研修で落とされた会社。私は手腕を買われて、管理職、新設部門で指揮を取ることになった。